BTSの話をしよう。

釜山のコンサートが終わったばっかりなのでBTSの話をしよう。

 

私がKPOPアイドルに非常に関心をおいていた期間が2015〜2020なので、

 

ちょうどBTSがいい感じに売れてきた頃に興味を持ち始めたことになります。

 

実は私が初めて買ったKPOP関連のCDは輸入盤ではなくて、BTSの(おそらく)BOY IN LUVのいわゆる日本語バージョンなのです。

 

いやーまあたったの5年のK-POPオタク人生でしたがそれはBTSから始まっていたのだなあ。流石。

 

それで今聞き直すと初期の曲ではDangerが特に良いと思

うので当然当時買ったのもDangerだと

思い込んでいたのですが

 

どうも記憶の中にあるジャケットと照らし合わせ

て見ると検索して出てきたものと違うのでDanger

では無いことが発覚しました。何たる思い違い。

 

先に言っておきますが私はBTSの熱狂的なファ

ン、マニアックだった時期は1度もなくつかず離

れずの距離を保ってKPOPファンとしてはNCT

キャリアを終えましたので

 

なかなか不正確な認識と無責任な楽しみ方をしている自覚はあります。

 

だからDangerとサンナムジャとN.Oは同じライン

上で考えたりしています。個々の作品のあり方とかと作品どうしの関わりと

か全く知らない上で言ってるのですがこの中だと

私は一番Dangerが好きなのです。

 

 

でもここでとにかく重要なのは初めてかったこと

があの忌まわしき(忌まわしき?) JP Ver.だったと

いうことですよ!

 

記憶が正しければこの後必要に迫られない限り国

内盤は買ってないと思います。

 

だって音源にしても、パッケージにしても輸入

盤を買う方がいいに決まってますから。

考えてもみてくださいよ.......

Dangerは惑わせるなもうでサンナムジャは

舞い散る前に.......なんだから。

 

(そういえば日本オリジナルの問題作では最悪なキスがしたいんだ先輩も.......)

 

今はもう輸入盤を買うのが常識でイベント抽選券

のためでない限り国内盤を買う人いませんよね?

多分中学生でもそうだと思うなあ。

 

でも当時まさに中学生だった私はまだインターネ

ットにも精通しておらず

だいたいBTSを初めて見かけたのがYouTubeですらないCSTVのM-ONで流れたMV。

 

フツーに音楽chで特集されていたくらいだし

潜在的にはK-POPファンってそこら中にいたのだ

ろうけど今に比べれば圧倒的にマイノリティ。

 

そんな中で単なる田舎の中学生でしか無かった私

にとってこのBTSやEXOに代表される「K-POP」というものは楽曲にせよビジュアルにせよ衝撃でしかなかった。

 

そのひとつ前の世代であるBIGBANGや2PMや東方神起の場合サウンドは何となく魅力的だと感じることができても、

中学生の私にはこだわってファンになるほど歩み

よりやすいものではなかった(ビジュアルの屈強さや年齢といった問題で)

 

だけどこのBTSはどうだろう。明らかに歳若いの

は分かる。しかし日本式のアイドルを見て成長し

てきた私からしたらもう????である。

 

その時見たMVはDangerだった。テテが伸びきっ

た前髪を切るシーンをハッキリ覚えてるのでこれ

は間違いない。

 

まずビジュアルに驚く。テテがなんとなくおそら

くイケメンであることは認識できた。

なぜ「なんとなく」という不確かな表現になるか

というと 前髪パッツンのマッシュルームヘアに

目の周りを黒々とした縁どった強烈なアイメイク

のせいである。

 

今でこそ韓国系ヘアーとしておなじみのマッシュ

ルームヘアだが当時はそもそも韓国系男子なんて

ものも存在しない。

 

サラサラのきのこヘアーが踊る度揺れるのが気になった。こんな髪型をした男をまず見たことがないので驚く。

 

さらにテテだけでは無い全員の強烈なアイメイク

にも驚く。親兄弟がV系のファンでもない限り、

男があれくらい濃くメイクしているのに見慣れて

いる中学生などいない。

 

しかもアイドルってキラキラしてるもんじゃない

の!?この人達地下室みたいなところでなんか

物投げたり暴れたりしていて全然楽しそうでは

ないんですが……。

 

まぁ色々新鮮ではあったものの結局そんな衝撃を

易々と超えたのは

結局楽曲の格好良さだった。

 

親の趣味の物を聞いてれば充分で音楽の嗜好など

ことさらなかった自分が初めてこれはiPodにいれ

ていつでも聞けるようにしたいと思う音楽を見つ

けた瞬間だった。

 

そうとなればCDショップに走るしかない。

しかしそこは至って小規模なイオンモール内の

CDショップだった。

 

BTSの音楽が良いということ以外なんら知識を

持たない私が最初に手に取ったのがその国内盤

(忌むべきJP Ver.)であった。

 

もしかするとそのすぐ横に輸入盤があったのかも

しれない。

 

しかしそうだとしても私はそれがCDだと気付け

たかどうか怪しい。写真集か何かだと思ってスル

ーする可能性は高い。

 

何せK-POPのCDというのは悉く日本で最も多く

流通する正方形のようなジュエルケースのタイプ

ではなく

 

大型本のようなもの、缶に入っているもの、

箱状のもの、最近のニュージーンズに至ってはバ

ッグ(‼️)と普通の形状ではなく多種多様なのであ

る。

 

(私は昔少女時代が好きな友達の誕生日プレゼントを親とタワレコに買いに行き、結局親が選んだのだがそれがTHE Boysでありパッケージが缶な上に中から次から次へとCDとは無関係なポストカードのようなものが出てくるのでこれは間違ったものを買ったのではないかと真っ青になったことがある。 もちろんそれは杞憂で友達はもちろんとても喜んでいたし、今ならその気持ちが分かる。)

 

かくして私はほくほくして国内盤を買って帰っ

た。

 

音源はもちろん逃がさない舞い散る前にである。

 

オリジナルの韓国語ヴァージョンの方が好ましい

という感覚はもちろんその時からあったが、

 

輸入盤の存在を知らない時点では聞けるだけ満足としていた。

 

でもやっぱり国内盤があった方が何かと流通には

便利で、手練のオタクにとっては無用の長物的な

JP Ver.であるがド新規ファンの足がかりとしての

役割は意外と果たしていたのではないかと思う。

 

それに当時のBTSの日本語ヴァージョンの歌詞は

単なる和訳にとどまらず面白いものが多かった。

 

後世に語り継がれる伝説級・お前のBIG な夢は

何?、ダメだおいふざけてるのか からの惑わせる

なもう、チョロに至っては超ヤベー!である。

そのセンスがマジ超ヤベーと言いたくなるとんで

もないキラーフレーズぞろい。

 

そうやって何だコレェ!?となったりこれはなか

なかうまい訳。どうなったりするのが日本語ヴァ

ージョン唯一の醍醐味と言っていいが

 

いざ日本でライブとなると必ず日本語ヴァージョ

ンになる頑なさには泣かされた。

当時から誰も得しないだろうこれとみんなが思っ

ていたに違いないがまぁ仕方の無い側面もあった。

 

だから今のように当然オリジナルのまま聞けて

ほぼ本国のライブと遜色がない?

(と言ったらまた違うのだが)ものが見れるように

なったことはみんなほっと胸をなでおろし&歓喜

したに違いないであろう。。。

 

これもおかしな話だがちょっと前まではこの曲は日本語ヴァージョン出さないで‼️お願いだから‼️と懇願するも虚

しく次々にリリース「されて」しまった現実があ

ったのだからね。あゝ無情。

 

 

 

 

長くなったので続く。