今日の一曲

ゆらゆら帝国「空洞です」

人生で一番空洞ではなかった時に

ギチギチに詰まりすぎて逆に冴え渡った脳で

記憶の中で歩いた道の感触が

張り付いたギザギザの氷越し見える白線まで

目に浮かぶような鮮度で思い起こされるので

聞いていると胸がザワザワとして落ち着かない。

本当はそんな時にこじつけて聞いてありがたがってなければ

寝る前に聞く曲にしたいような感じなんだが

多分この曲の持つ本来的な不穏さにひかれて

不穏な精神状態のわたしはわざわざ重ね合わせて聞いていたんだろうな

もしこの広い都会で

数え切れないくらいの幸せになって、

つまりいつか本当の空洞になって

この曲を聞くことが出来たらそれは素敵だろう。

☆人生アイドルちゃん☆

いつかの「Everyday、カチューシャ」に付いていた握手券を嬉しそうに手にしていた小学生の私は

 

大学生になった自分が人生というか感情をもっとアイドルでうめつくし   

 

「好きだけじゃない」ほど複雑化さえした愛を大声ダイヤモンドのように叫びたいくらい抱えた

 

しょうもないオタクとして、そうすることを養分として生きながらえていることをどう思うだろうか。

 

今でさえ情けないというか決して胸を張れないとは思うのだから幻滅しているかもしれない。

 

でも小学生の頃なんて、将来どうなりたいかましてやどうなれてたら嬉しいか、ましてやこうはなりたくないなんて考えてたはずは無い。

 

自分が生きている時間が充実しているということの意識さえ挟ませないほど充足していたのだから。

 

まぁこれまでもこれからもどうせ私の人生だからいつか想像してた未来と今が少し違っていたって.......いいよね。

 

もっともっとこの先想像と違ったなぁってことになっていった方が楽しいだろうし今思ってるような理想がそんなのが良かったのぉって笑えるような未来がいい。

 

本題に戻ろう。

 

私は今の人生に満足していない。自分が不甲斐ない。

 

本当はもっとパキパキと人生をこなして謳歌したい。

 

そういう人生をダラダラと噛み締めてズルズルともう嫌!って不満を垂れる自分を引きずってやるようなのは全くもって辛いばかりでこの上なくみっともない‼️

 

 

この際これが怠け者の戯言であることは問題でない‼️私が辛いと思った正直な気持ち‼️ということまでもEXCUSEをつけないと気が済まない情けなさ。

 

そんなつまらないボロ切れみたいな生活をではなぜさっさと棄てずにいられるのか。

 

 

自分vs自分の泥仕合みたいなことを続けられるのかそれがひとえにアイドルのおかげなのだ。

 

 

え?あなたの人生はアイドルのものでもないし

アイドルの人生は決してあなたのものではないのに.......

 

 

それでも私は私が敬愛するアイドルに嬉しいことがあったら泣きます。

 

 

アイドルと私は平行線で一生所有の関係にならないのに。

 

それなのに絶えず夢を一緒に見ている気分になるんです。

 

 

アイドルとしてのステップアップ、もっと人気になるとか大きい箱でできるとかもっと認知されるようになってとか

 

正直私がアイドルを好きな気持ちにそれらは関係ないはずなのに

 

 

それがアイドルの夢だから、都合よく私の夢と取り違えて共に逐一喜び、それだけが目指すべきところだと思えてしまうのです。

 

自分の人生が無目的なほどそれは浮き彫りになると最近は感じています。

 

 

単に好き!愛してる!ってはしゃげばいいのにこの謎の問題意識だけは何故か昔からある笑

 

 

正直好きな気持ちが過ぎて理不尽な怒りとか困惑とかに支配される時もあるんです‼️(←危な!)

 

 

冷静になれなくて「これは違うと思うな」とか思って泣き狂うときもあるよ。

 

 

○○のことが本当に好きだから、ありのままの○○が好きだからとか言いながら自分で作りあげた理想がそこには存在しているんだから。

 

その理想が実体と噛み合わなくなるのは当然で。

 

というかよもやアイドルに「ありのまま」とか言いだす自分の神経を疑うが笑

 

そのせいで、自分でゴテゴテに塗り固めた歪な理想像を打ち壊されたくなくて

 

 

アイドルが出るラジオとか出るテレビとか見ることすら気が重い時がある。

 

 

それでもいざ見たら笑い泣いてしまうくらい楽しい時間を貰ってしまうことの方が多い

 

 

彼らは仕事をこなすだけで人をそんな気持ちにさせてしまうのだからすごい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたたちはカラオケで食っていきたい訳では無い

私が初めて認識したところではNiziUのNiZiプロジェクトから、BE:FIRSTのTHE FIRSTと

いろいろオーディション番組をやってきた日テレですが今回はなんとあのアヴちゃんを

メンターとして新たに迎えてやるということでいやはや……

他にもYOSHIKIのバンド企画や&TEAMの企画なんかもやってたかもしれませんがいまい

ちバズってないのと興味がないのでその辺は詳しく知りません。

こうして書いてみるとNiZiUとBE:FIRSTに関してはオーディション番組である段階から

熱心に見ていたのにも関わらず番組名よりもグループ名が先んじて調べないと自信を持

てない始末ですから二組とも非常に名前が売れ、商業的にも大成功です。

音楽番組の常連でお茶の間にも着々とその名を浸透させているこの二組は

若い女性からの支持を中心に一大ムーヴメントを起こしているプデュ系(ラポネ系とい

うべきか?)とはまた違った存在感と安定感を獲得しているのでやっぱりテレビの

バックアップは未だに大きいなと感じる次第でございます。

そんな独自のアイドルオーディション番組の基盤を築き始めている日テレで新たに始ま

ったのがこの「0年0組」なのです。わたくしは女王蜂をアーティストとして高く評価し

ていて、件のチェンソーマンEDも期待外れが続く中で本当に満を持してのいい仕事ぶり

に感服したのですが……

個人的にはオーディション番組アンチでありアーティストのむやみなメディア露出を嫌

う私はこの告知を見た瞬間食べ合わせが悪い!と苦虫を嚙み潰したような顔に

なってしまったわけです。

周知のとおりアヴちゃんはカリスマ性がすごく強いアーティストで、その神聖化に水をさすのがよりにもよってオーディション番組かよと勝手に私は失望してしまったのです。

しかしアヴちゃんの作品が素晴らしいのはかわりませんからその情報は避けるようにし

てアヴちゃんの音楽だけ聴くようにしていたのですが、たまたま今日CMで流れた

「皆さんはカラオケで食っていきたいわけではない」というアヴちゃんのひとことが

耳をとらえて離しません。

私がオーディション番組に求めていた「ヒリヒリ感」はこれだと直感しました。

それは仲間同士のぶつかり合いや葛藤で生まれる緊張感では、トレーナーからの厳しい

叱責に顔をこわばらせ弱気になる練習生の姿ではありません。

オーディション番組にわざとらしいドラマや誇張が必要なのは理解しています。

だからわざわざうまくできないところを映して、厭味ったらしく𠮟責させて、困ってい

るとこだとか泣いてるとこだとか映すんです。こんな貧乏くさいシーンは私は見ていて

興ざめの極みですがそれが視聴者にとっての感情移入の糸口になり番組側にとっては

路線に乗せることでもあり「努力」で体裁をたもつことです。

もしトレーナーが「あなたたちはカラオケで食っていきたいわけではないのよ」

と言ったのだとしたらあぁビビらせたくて言ってるんだなとしか思いません。

こんな言葉はアヴちゃんという第一線を生きるアーティストが言うから重みがあるので

す。

私は企画を知った当初とは全く違う新たな期待感と共にTVerで同番組を視聴しました。

そのうえで、オーディション番組を忌み嫌う者、アイドルエンタテインメント考察した 

がり者、スター概念について思いを馳せし者、なによりアヴちゃんのファンに絶対に

見ていただきたい番組として推薦します。

この際私立何たら学園みたいなサムい設定はお飾りですので無視してもらって構いませ

ん。そしてもはやオーディション番組のだいご味である候補生の吟味すら要らないです。

それよりこの番組で発せられるアヴちゃんの一言一句に集中してください。

うまいひとなんて世の中にいっぱいいるから。私が欲しいのは「ヤバい人」

オーディション番組でそれを見出すのは本来的に難しいと思いつつもその言葉で

アヴちゃんの「スター観」がカチッと自分にはまるなと嬉しくなった矢先に

作りたいのは「オルタナティブ歌謡舞踊集団」。ズコーッとなるわけですが

ここがアヴちゃんのかわいいところでいいところじゃないですか。これが面白くない

訳ありません。オルタナティブ歌謡舞踊集団、このギャグみたいな響きがひとつの個性

的な人格をもったアーティストがやることの意味というか商業的になりすぎないチャー

ミングさがいいバランスだと思います。

そして質問コーナーでの具体的に想定している人数は?という質問。

アヴちゃんは5or 7 or 9 と明言しました。アヴちゃんのなかで最強の係数がある

けどそれに状況を加味しながらこの数字で見ていくとのこと。

アイドルヲタクとしてはなんかわかるような、でも根拠はどこからなのか非常に気にな

る感じです。そういう感じでアヴちゃんがグループというものをどう考えながら

どう構築していくのかという「運び」が非常に楽しみな番組です。

正直それがうまくいってなくても、帰結としてさえないグループが出来上がってもいい

のです。アヴちゃんの審美眼で選び取っていく「過程」が見たい。

ここにきてオーディション番組本来の機能に私が適応できると思いました。

更にこの番組では今のところアヴちゃんはその人生を惜しげもなく開陳して

手の内を明かしてくれています。アヴちゃんの表現に対する姿勢など

彼女を一人のアーティストとして解剖していくうえで欠かせない資料として

も今後間違いなく重要になってくると思います。

アヴちゃんによるスター観と彼女自身を語る言葉の両面で寺山修司ばりのアフォリズム

がバンバン飛び出しますのでそれを聞いてるだけでドキュメンタリーへの好奇心はたい

てい満たされる感はありますがもはや脇役して練習生の皆さんがオーディション番組の

体裁をとってくれますのでストレスなく見れますよ。

このように正直私はこの番組をアヴちゃん主役としてこの番組を見る気満々ですが、

アヴちゃんを主役に据えてみる分練習生がニュートラルに見れるとはいえ

この高い要求に彼らがついてこれるのかには勿論注視していくつもりです。

もしアヴちゃんに唯一プロデューサーとしての手腕が試されるところがあるとすれば

どれだけうまく彼らを調子に乗せられるかどうかだと思います。

それをすごくうまくやったのがSKY-HIであり成功したのがBE:FIRSTだと私は思ってるので。

ただし彼とアヴちゃんの方針には決定的に違うところがあります。

下手でもいいし、あかんかなって思う時もあると思うけど諦めないで。

この言葉に掛け値なしと私は信じてます。

オーディション番組には絶望してるけど、こんなオーディション番組のスピンオフみた

いな深夜番組でアヴちゃんみたいなpure talentの化身みたいな人がどうみても凡な

子たちを力業で化け物にするところが見られたらこんなうれしいことはないと

思って期待しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

BTSの話をしよう。

釜山のコンサートが終わったばっかりなのでBTSの話をしよう。

 

私がKPOPアイドルに非常に関心をおいていた期間が2015〜2020なので、

 

ちょうどBTSがいい感じに売れてきた頃に興味を持ち始めたことになります。

 

実は私が初めて買ったKPOP関連のCDは輸入盤ではなくて、BTSの(おそらく)BOY IN LUVのいわゆる日本語バージョンなのです。

 

いやーまあたったの5年のK-POPオタク人生でしたがそれはBTSから始まっていたのだなあ。流石。

 

それで今聞き直すと初期の曲ではDangerが特に良いと思

うので当然当時買ったのもDangerだと

思い込んでいたのですが

 

どうも記憶の中にあるジャケットと照らし合わせ

て見ると検索して出てきたものと違うのでDanger

では無いことが発覚しました。何たる思い違い。

 

先に言っておきますが私はBTSの熱狂的なファ

ン、マニアックだった時期は1度もなくつかず離

れずの距離を保ってKPOPファンとしてはNCT

キャリアを終えましたので

 

なかなか不正確な認識と無責任な楽しみ方をしている自覚はあります。

 

だからDangerとサンナムジャとN.Oは同じライン

上で考えたりしています。個々の作品のあり方とかと作品どうしの関わりと

か全く知らない上で言ってるのですがこの中だと

私は一番Dangerが好きなのです。

 

 

でもここでとにかく重要なのは初めてかったこと

があの忌まわしき(忌まわしき?) JP Ver.だったと

いうことですよ!

 

記憶が正しければこの後必要に迫られない限り国

内盤は買ってないと思います。

 

だって音源にしても、パッケージにしても輸入

盤を買う方がいいに決まってますから。

考えてもみてくださいよ.......

Dangerは惑わせるなもうでサンナムジャは

舞い散る前に.......なんだから。

 

(そういえば日本オリジナルの問題作では最悪なキスがしたいんだ先輩も.......)

 

今はもう輸入盤を買うのが常識でイベント抽選券

のためでない限り国内盤を買う人いませんよね?

多分中学生でもそうだと思うなあ。

 

でも当時まさに中学生だった私はまだインターネ

ットにも精通しておらず

だいたいBTSを初めて見かけたのがYouTubeですらないCSTVのM-ONで流れたMV。

 

フツーに音楽chで特集されていたくらいだし

潜在的にはK-POPファンってそこら中にいたのだ

ろうけど今に比べれば圧倒的にマイノリティ。

 

そんな中で単なる田舎の中学生でしか無かった私

にとってこのBTSやEXOに代表される「K-POP」というものは楽曲にせよビジュアルにせよ衝撃でしかなかった。

 

そのひとつ前の世代であるBIGBANGや2PMや東方神起の場合サウンドは何となく魅力的だと感じることができても、

中学生の私にはこだわってファンになるほど歩み

よりやすいものではなかった(ビジュアルの屈強さや年齢といった問題で)

 

だけどこのBTSはどうだろう。明らかに歳若いの

は分かる。しかし日本式のアイドルを見て成長し

てきた私からしたらもう????である。

 

その時見たMVはDangerだった。テテが伸びきっ

た前髪を切るシーンをハッキリ覚えてるのでこれ

は間違いない。

 

まずビジュアルに驚く。テテがなんとなくおそら

くイケメンであることは認識できた。

なぜ「なんとなく」という不確かな表現になるか

というと 前髪パッツンのマッシュルームヘアに

目の周りを黒々とした縁どった強烈なアイメイク

のせいである。

 

今でこそ韓国系ヘアーとしておなじみのマッシュ

ルームヘアだが当時はそもそも韓国系男子なんて

ものも存在しない。

 

サラサラのきのこヘアーが踊る度揺れるのが気になった。こんな髪型をした男をまず見たことがないので驚く。

 

さらにテテだけでは無い全員の強烈なアイメイク

にも驚く。親兄弟がV系のファンでもない限り、

男があれくらい濃くメイクしているのに見慣れて

いる中学生などいない。

 

しかもアイドルってキラキラしてるもんじゃない

の!?この人達地下室みたいなところでなんか

物投げたり暴れたりしていて全然楽しそうでは

ないんですが……。

 

まぁ色々新鮮ではあったものの結局そんな衝撃を

易々と超えたのは

結局楽曲の格好良さだった。

 

親の趣味の物を聞いてれば充分で音楽の嗜好など

ことさらなかった自分が初めてこれはiPodにいれ

ていつでも聞けるようにしたいと思う音楽を見つ

けた瞬間だった。

 

そうとなればCDショップに走るしかない。

しかしそこは至って小規模なイオンモール内の

CDショップだった。

 

BTSの音楽が良いということ以外なんら知識を

持たない私が最初に手に取ったのがその国内盤

(忌むべきJP Ver.)であった。

 

もしかするとそのすぐ横に輸入盤があったのかも

しれない。

 

しかしそうだとしても私はそれがCDだと気付け

たかどうか怪しい。写真集か何かだと思ってスル

ーする可能性は高い。

 

何せK-POPのCDというのは悉く日本で最も多く

流通する正方形のようなジュエルケースのタイプ

ではなく

 

大型本のようなもの、缶に入っているもの、

箱状のもの、最近のニュージーンズに至ってはバ

ッグ(‼️)と普通の形状ではなく多種多様なのであ

る。

 

(私は昔少女時代が好きな友達の誕生日プレゼントを親とタワレコに買いに行き、結局親が選んだのだがそれがTHE Boysでありパッケージが缶な上に中から次から次へとCDとは無関係なポストカードのようなものが出てくるのでこれは間違ったものを買ったのではないかと真っ青になったことがある。 もちろんそれは杞憂で友達はもちろんとても喜んでいたし、今ならその気持ちが分かる。)

 

かくして私はほくほくして国内盤を買って帰っ

た。

 

音源はもちろん逃がさない舞い散る前にである。

 

オリジナルの韓国語ヴァージョンの方が好ましい

という感覚はもちろんその時からあったが、

 

輸入盤の存在を知らない時点では聞けるだけ満足としていた。

 

でもやっぱり国内盤があった方が何かと流通には

便利で、手練のオタクにとっては無用の長物的な

JP Ver.であるがド新規ファンの足がかりとしての

役割は意外と果たしていたのではないかと思う。

 

それに当時のBTSの日本語ヴァージョンの歌詞は

単なる和訳にとどまらず面白いものが多かった。

 

後世に語り継がれる伝説級・お前のBIG な夢は

何?、ダメだおいふざけてるのか からの惑わせる

なもう、チョロに至っては超ヤベー!である。

そのセンスがマジ超ヤベーと言いたくなるとんで

もないキラーフレーズぞろい。

 

そうやって何だコレェ!?となったりこれはなか

なかうまい訳。どうなったりするのが日本語ヴァ

ージョン唯一の醍醐味と言っていいが

 

いざ日本でライブとなると必ず日本語ヴァージョ

ンになる頑なさには泣かされた。

当時から誰も得しないだろうこれとみんなが思っ

ていたに違いないがまぁ仕方の無い側面もあった。

 

だから今のように当然オリジナルのまま聞けて

ほぼ本国のライブと遜色がない?

(と言ったらまた違うのだが)ものが見れるように

なったことはみんなほっと胸をなでおろし&歓喜

したに違いないであろう。。。

 

これもおかしな話だがちょっと前まではこの曲は日本語ヴァージョン出さないで‼️お願いだから‼️と懇願するも虚

しく次々にリリース「されて」しまった現実があ

ったのだからね。あゝ無情。

 

 

 

 

長くなったので続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年10月20日

好きという気持ちだけに取ってある心の場所を絶対に守り抜きたい。

 

何かを依代にして生きる自分が不安にならないわけがないけど、

 

人生の初めのうちに一番好きだと思えるものに出会った人間には甘く麻痺する呪いがかけられて、

 

考えなければいけないこと・向き合わなければいけないであろうことを

 

一切燃やし尽くしてしまう。

 

燃やしてしまえば関係ない。最初から自分にとってどうでもよかっただけの事だとわかる。

 

 

今日の一曲

Fuji Taito 「Crayon」

最近5時くらいになるまで寝れない生活が続いてるの。

 

ふと何週間かぶりにこれを聞いてこれを聞けてなかったせいかも!と思った。

 

ヤンキー文化が産み出さなかったものは唯一音楽と言われているけど

 

仮にヤンキー文化の音楽がヴィジュアル系だとしたらもうそれが今はヒップホップ/ラップ

 

に移行している気がするな。不良の音楽と言い切れないほど多様化してはいるけど。

 

フジタイトのラップスタアは全てちゃんと見たわけではないけど

 

何となく彼の出自とかパーソナリティを知った上だと

 

 

すごく純粋にいい歌詞を書くな〜と思う

 

リリックに真摯だと思います。

 

ビートがいいしフックもとてもうまくできてて

普通に流行歌としてもっと世間にうけてほしいくらいです。

 

界隈ではもう十分ウケたと言えるレベルなのは分かっているんだけど。

 

私は彼の割に飾ってないないちぎれるようなかっこよさと声がすきです。

 

ライブに関して賛否あれどやっぱり1個これだけ強い音源を持ってるからね〜。

 

 

あとラップ界隈といえばkandyのcurtain callにはじまる去り際の格好良さにも心底惚れるのですが。

 

 

私は何かが始まって盛り上がっていく瞬間より去り際の美学にこだわるタイプです。

 

 

フラストレーションをためまくったあとのあっけらかんとした諦めの潔さとかも最高に好きです。

 

 

そんなかんじでkandyとフジタイトでは格好良いと思うベクトルが全然違うようにヒップホップは種々格好良さを味わえるので好きです

 

 

所詮カッコつけるための音楽と聞いている部分はありますが、実際それの何が悪いの!?って開き直りがあります。